パーソナルスタイリストのMASAです
前回、シャンプーの正しい洗い方についてご紹介させていただきました
今回はトリートメントのつけ方についてご紹介させていただきます
意外と知らないトリートメントのつけ方
お客様の中には「えーーーー!!」なんてびっくりする方もいました
それではいきましょう
まず最初にトリートメントについて簡単にご説明を
「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」この3種、よく目にし耳にします
しかし、この3種類のうち何を使えば良いのか
それぞれの役割について理解した上で適したものを使いたいですね
リンス、コンディショナーは「髪の表面を保護してすべりをよくする」
いわゆる手触りを良くするだけのものです
リンスよりコンディショナーの方が保護成分が多く含まれその分料金も高くなります
一方、トリートメントは「髪の内部に油分やタンパク質成分を浸透させて傷みを補修する」
髪の毛の中の栄養分を補ってくれます
リンス、コンディショナーとは別物と考えておきましょう
それと別で「マスク」というものもあります
これはトリートメントの濃度を3倍にしたもので週に1回のペースで集中ケア用に使います
イメージとして「リンス→コンディショナー→トリートメント→マスク」の順に濃くなっていきます
髪のダメージレベルやヘアスタイルによって使い分けをすることが重要です
例えばショートスタイルの方は髪のボリュームが大切です
頭頂部にトリートメントやマスクをべったりつけてしまうと仕上がりが重たくなってしまいます
また、カラーやパーマをしていない健康な髪の毛に同じくトリートメントやマスクをつけてしまっても重たくなってしまいます
判断が難しい場合は美容師さんに相談してみると良いでしょう
使い分けとしてかなりざっくりですが、
カラーやパーマをしたり髪のダメージが気になる方はトリートメント(場合によっては週に数回マスクも使用)
カラーやパーマをせず髪のダメージが気にならない方はコンディショナー(リンスは子供の時くらいまで)
あとは髪質などに合わせてその中からさらに適したものを選んでいただけると良いです
中でもトリートメントが一番多く使われています
大人になるにつれて頭皮も髪も弱ってくるので個人的にもトリートメント推しです
その中から軽いもの重いものと調整して使うことをお勧めします
まずショート〜ボブは1プッシュ〜1プッシュ半、ミディアム〜ロングは2プッシュ〜3プッシュを目安に髪の量や太さによって使い分けましょう
次にとっても大切なポイントを
根元付近の髪は生えたばかりで健康なので、トリートメントを 塗る必要はありません!!
これは僕たち美容師は当たり前のことだと思っていましたが実際にお客様に聞くと知らなかった人の方が多いくらいでした
当たり前が当たり前ではないんですね
中には「オールバックに根元からたっぷりつけてました笑」なんて方も
タオルドライで余分な水気を取ってから、髪の中間から毛先に向かって指先でもみ込むようにつけ、手に残った分を根元付近になでつける程度で十分です
たくさんの量を塗ったからといって髪の修復力が高まるわけではなく、逆に、つけすぎは余計な油分を頭皮や髪に浸透させることになり、べたつきの原因になります
必要な分を必要な箇所につけましょう
5分〜7分、時間をおくと浸透率も上がって仕上がりも良くなります
以上、簡単ではありますがトリートメントについてでした
トリートメントはシャンプーと違ってつけ方を間違えるとスタイリングにも影響してきます
繰り返しになりますが、根元はほぼつけなくて大丈夫です
今使ってるものが自分の髪に適しているかわからない方は美容師に聞いてみてください
きっとベストのものを教えてくれるはずです
それではまた