パーソナルスタイリストのMASAです
嫁の実家、山梨にて
富士山が見れる絶景スポット
春には桜も咲くみたいです
来月には満開が見れるかな
これ、美容師にとって永遠の課題だと思うんですよね
もちろんお客様は自由です、決めてても決めてなくても何の問題もありません
それは大前提で進めていきます
美容室に行く時、
髪型が決まってる方と
全然決まってない方といます
どちらも正解です
どちらも普通です
これは買い物に置き換えてみるとよくわかります
洋服や食材など買い物に行く時、何を買うか決めて行く時と、とりあえず行く時とありますよね
何を買うか決まっていればすぐ終わるはず
しかし決まってない時は時間がかかります
迷いながらとりあえずブラブラしたい時もあります
これと同じことが美容室でおきてるだけです
それでは「髪型が決まってるAさん」と「髪型が決まってないBさん」について
先に「髪型が決まってるAさん」から
希望の髪型に切ってもらうだけなのでなんの問題もありません
写真などあると美容師としては嬉しいです
では次に後者の「髪型が決まってないBさん」
Bさんはある簡単なテクニックを使うとカウンセリングがうまくいきます
それでは実際のカウンセリングをイメージして解説していきます
まず先に悪い例から
特に初めて行く美容室でのカウセリング
美「こんにちは!」
B「こんにちは」
美「今日はどうしましょうか?」
B「それが髪型決まってないんですよね」
美「かしこまりました!大丈夫ですよ」
B「長さは伸ばしたいんです」
美「なるほど、そしたら今回は長さは変えず傷んでるところだけ切って、量は減らしましょうか」
B「あ、はい」
美「他に何か気になるところありますか?」
B「う〜ん、特にありません」
ここではこれを
「傷んでるところだけ切っておきましょうか論」
と呼んでおきます
確かにお客様は「伸ばしたい」と言ってます
決して間違ってるわけではないのですが、美容師が守りに入ってる感が否めません
考えてみてください
初めて来るお客様は今まで行ってた美容室で何かしらのことがあって「他へ行ってみよう」となったわけです
「他へ行ってみる」ということは少なからず変化を求めてるはず
長さを変えない中でも色々提案はできます
お客様は髪の悩みやライフスタイルなど確認された上で「変化」の提案をされたいものです
それでは必勝法を
繰り返しになりますが実際には初めて行く美容室のカウンセリングではスムーズにいかないことが多い
美容師からうまく引き出してくれればいいんですがなかなかそうもいきません
でも安心してください
そう、ズバリ
美容師を焦らす
カウンセリングが始まって髪型の話になった時
「伸ばしてるんですけどこういう髪型も気になるんですよね〜」とか
「伸ばしてるんですけど切りたい気持ちもあるんですよね〜」とか
とにかく焦らす
これが重要です
これだけ見るとめんどくさい人?と思うかもしれません
しかし美容師の心中は違います
むしろ「よっしゃ!」てなってます
それでは実際の流れを見てみましょう
美「こんにちは!」
B「こんにちは」
美「今日はどうしましょうか?」
B「それが髪型決まってないんですよね」
美「かしこまりました!大丈夫ですよ」
B「長さは伸ばしたいんです」
美「なるほど、そしたら今回は長さは変えず傷んでるところだけ切って、量は減らしましょうか」
B「ん〜伸ばしたいんですけどこういう髪型も気になるんですよね〜(髪型の画像を見せる)」
美「いいですね!!きっとお似合いになりますよ」
B「伸ばしたいと言ったものの切りたい気持ちもあるんですよね〜」
美「あ、そうだったんですね!それではこんな感じの髪型はいかがでしょうか?」
美「○○さんの場合髪質が柔らかいのでショートにするとしたらこんな感じも似合うと思います」
いかがでしょうか?
お客様の方から一言もらえるだけで美容師のテンションは上がります
その結果、お客様に似合う「変化」を提案することができます
提案=やらなくてもいいのでほんと気軽になんでも言っちゃってください
くれぐれも美容師安パイの「傷んでるところだけ切っておきましょうか論」へ誘導されないためにも
精一杯、焦らしましょう
結論、髪型は決めていかなくても全然大丈夫です
しかしヒントはあげてください
何かを変えたい時は変化を求めてる証拠です
せっかくたくさん見て決めた美容室ですからね
最高のパフォーマンスを受けるためにもカウンセリングでは余すことなく髪の悩みを打ち明けましょう
その結果自分が気づけなかった「変化」を手に入れることもできます
新しい自分に出会ってください
それではまた